これまで日本のスマホ市場ではiPhoneやGALAXYシリーズを除けば、海外メーカーのスマートフォンを使用する日本人を見かける機会は少なかったかもしれない。だが、中国メディアの斉魯晩報はこのほど、中国メーカーの華為技術(ファーウェイ)のフラッグシップ・スマートフォンである「Mate9」が日本で非常によく売れていると紹介している。

 記事はMate9が日本で非常に良く売れており、1月中旬までの在庫がすでに完売してしまったと紹介、保守的な日本の携帯電話市場において「いまやiPhone7 Plusと真っ向からぶつかる人気製品となった」と主張した。

 続けて、日本の携帯電話市場は日本メーカーの製品が強い力を持つうえ、アップルやサムスンなどのメーカーもシェア獲得にしのぎを削っており、非常に競争の激しい市場であると指摘。

 また、日本の消費者は保守的で認知度の低い海外製品を避ける傾向にあるうえ、日本製品のクオリティが「かなり高い」ため、海外メーカーがこのクオリティを上回る製品を創出し、日本の消費者の心を掴むのは非常に難しいと主張。その日本でMate9の売れ行きが好調だという事実は「中国製品であっても、良い製品には文化や地域の境界を超える力があることを充分に説明している」として、Mate9には日本の消費者の心をつかむ高いクオリティがあるという見方を示した。

 Mate9が今後どれほど売れるかは分からないが、ファーウェイは研究開発に積極的な企業であることでも知られている。Mate9の売れ行きは日本メーカーのスマートフォンのクオリティをさらに引き上げる刺激となるのは間違いないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)