日本政府は2020年までに留学生受入れ30万人を目指す「留学生30万人計画」を推進している。しかし外国人にとって日本に住むのは簡単ではないようだ。中国の今日頭条はこのほど、中国人が日本で部屋を借りるのがいかに難しいかを紹介する記事を掲載した。

 外国人にとって日本で部屋を借りるのは相当難しいことのようだ。特に中国人に対して部屋を貸し渋る大家が多く、保証人がいなければ全額を先払いするか、それができなければ辺鄙な場所にある「ボロ屋」か「マッチ箱」のような劣悪な家に住むしかないという。

 続けて、中国人に対する貸し渋りに対する一例として、貿易会社の駐在員として東京に来た中国人女性の事例を紹介。中国の会社や、日本の大手企業勤務の友人に頼ったにも関わらず、さまざまな理由で断られ、20日以上もかけてようやく家を借りることができたという。また別の中国人留学生は審査で白い眼で見られ、半月以上も東京で野宿するはめとなり、合法的に入国して東京に来たのに家が見つからないのは「自分が密航者なのではないか」と思ってしまう程だったという。

 それでも部屋が借りれれば良い方で、見つからず別の中国人の部屋を間借りするケースも多いという。結果、ワンルームの部屋を数人でシェアすることになるが、こうした問題は主に自費で留学する若者に多く、海外からの留学生を歓迎すると言いながら、「日本で部屋を借りにくいのは矛盾している」と主張した。

 しかし、部屋を借りる中国人自身にも問題があるようだ。例えば油を多く使った料理を作る台所が汚れること、畳の上に土足で上がる生活をすること、ごみの分別が出来ず隣人とトラブルになること、防火意識が低く火災保険にも入りたがらないなどがその例だ。これらは中国での生活環境や習慣の違いに基づく問題と言えるが、記事は日本の不動産を借りる以上は「自分を変えないといけない」と諭した。

 期待に胸を膨らませて日本留学に来る中国の若者が、部屋探しで苦労しているというのはいささか気の毒ではあるが、実際に部屋を汚く使う中国人が多いため、敬遠されるのも無理はない。仕事や留学で来日する前に、日本の生活習慣文化をよく理解し、「郷に入っては郷に従え」を実践することが求められるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)