今年の年末年始はあまり暦の巡り合わせがよろしくないようで、4連休、5連休で終わりという人も少なくなさそうだ。新暦よりも旧暦の正月である春節を盛大に祝う中国では、12月31日から1月2日までの3連休となる。この小連休を利用して日本での年越しを楽しむ中国人観光客も多いことだろう。

 中国メディア・今日頭条は26日、日本で年越しする際に必ずやる5つのことを紹介する記事を掲載した。記事は、日本人にとっては元日が1年のスタートであり「われわれにとっての旧暦の年越しと同様に重要である」と説明。そのうえで、大みそかから正月3が日にかけての日本人の習慣について紹介している。

 1つ目は「年越しそば」だ。江戸時代から続くこの習慣は、細く長いそばが長寿や好事が長く続くことを意味していると紹介。一方で、容易に噛み切れることから災厄を絶つ意味合いも含まれており、そのためには日付が変わる前に年越しそばを食べ終わらなければならない、と説明した。

 2つ目は「除夜の鐘」だ。記事は「そばを食べて体力をチャージしたら、神社に行ってカウントダウンの準備をしよう」とし、日本各地で除夜の鐘をつく儀式が行われると紹介。日付が変わる前に1年間の煩悩を消すべく107つの鐘を鳴らし、午前0時を過ぎた時点で108回目の鐘を鳴らすと説明するとともに、「寒い冬の夜空に響く鐘の音を聞きながら、気持ちを整えて新たな年を迎えるのは、格別な趣がある」と伝えている。

 3つ目は「初日の出」。富士山をはじめとする初日の出の「聖地」に多くの人が集まるほか、近年では初日の出を拝むことができる列車なども流行していると紹介した。4つ目は「初詣」だ。日本人は1年間の幸運を求めて新年に神社仏閣を参拝する習慣があり、この時期には大勢の初詣参拝客を見かけることができるとしている。そして5つ目には「日本の新年に欠かせないイベントだ」として、「福袋」を挙げた。

 「紅白」を見ながら年越しそばを食べ、除夜の鐘が聞こえて来たら近くの神社やお寺に足を運ぶ・・・あるいは、カウントダウンイベントのある観光スポットで熱狂に包まれながら新年を迎える。普段とは少々趣の異なる日本国内の雰囲気を味わったうえ、最後にはデパートやブランド店、家電量販店などの福袋の「爆買い」まで楽しむことができるという年末年始の日本旅行は、少なからぬ中国人観光客にとって魅力的と言えるのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)