第2次世界大戦で日本が敗戦したことをきっかけに日米関係は大きく変化したが、中国メディアの今日頭条は28日付で、現在の日本が米国の支配から離脱するには何が必要かという点について論じる記事を掲載した。

 記事は「日本の経済はこれほど発達しており、また防衛力も侮れないレベルに達しているにもかかわらず、日本は米国の支配下にある」と主張、それゆえに「日本はずっと米国の支配から離脱したいと願い続けてきた」と論じた。

 続けて、「では米国は日本から軍隊を撤退させるだろうか?」と問いを提起する一方、実質的に米軍の支配下に置かれた現在の日本は第2次世界大戦後に確立された国際政治秩序に支配されているとし、米国が軍事力で日本を支配する構造は日本の主権よりも高いレベルにあると指摘した。

 記事は、これは日本にとって「非正常な国」であると説明、日本は米国との関係を「正常な国家関係」に戻すことを願っていると説明する一方、この正常化は在日米軍の撤退により実現するように思えるかもしれないが「米軍の撤退は日本の正常化に必ずしもつながるわけではない」と説明。日本が米国の支配から離脱するには、日本の離脱によって米国が現在の日米関係よりも大きな利益を得られることが絶対条件であると指摘した。

 米国のトランプ次期大統領は選挙戦の最中、在日米軍の駐留経費で日本側に全額負担を求めると発言した。日本政府は「日本側は駐留経費を十分に負担している」と示したが、中国では「日本は在日米軍の束縛から離れて正常国家になるだけの力があり、そうなれば日本は再び米国の敵になる可能性がある」との見方も多い。日本の軍国主義復活を警戒する声も多い中国では、在日米軍の存在が日本を抑え込む存在であり、米軍は日本から撤退すべきではないとの見方もある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)