国民的アイドルとして長年にわたって愛されてきたSMAPが2016年12月31日をもって解散する。26日にはSMAPのメンバーがレギュラー出演していた「SMAP×SMAP」が最終回を迎え、駐日中国大使館は公式Twitterで2011年にSMAPが中国公演を行った際の写真とともに「ありがとう、SMAP」とつぶやいた。

 駐日中国大使館のつぶやきはTwitterのトレンドランキングの2位にまで上昇し、Twitterユーザーからも高く評価されたが、駐日中国大使館はなぜSMAPに対して感謝のツイートを行ったのだろうか。

 中国メディアの新浪は28日、駐日中国大使館が解散するSMAPに感謝を示したことは日本で大きな注目を集めたと報じつつ、中国大使館側の意図について考察する記事を掲載した。

 記事は、駐日中国大使館の関係者の見解として、「SMAPは中国でも人気が高く、日中友好および日中の民間交流に多大な貢献をした」と伝え、故・高倉健さんや山口百恵さんが1970年代から80年代にかけて中国で知られるようになった日本のスターならば、SMAPは中国に日本の流行を持ち込んだ「日本文化の啓蒙者」であると主張。

 木村拓哉さん主演のドラマは中国を含めたアジア各国で人気となり、アジアにおける日本ドラマの黄金期をもたらしたとしたほか、木村拓哉さんはアジアの若年層たちがこぞって真似をしたアイドルの1人だったと伝えた。

 また記事は、SMAPが2011年に初の海外公演として北京でコンサートを開催したことを紹介し、これには日中国交正常化40周年の前祝いの意味合いもあったと紹介。また、11年5月には当時の首相だった温家宝首相がSMAPと面会するなど、日中友好の架け橋として大きな役割を果たしてきたことを指摘し、こうした経緯があったからこそ、駐日中国大使館は「ありがとう、SMAP」とつぶやいたのだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)