日系車の不買を叫ぶ声が今なお存在する中国だが、それでも中国で日系車が販売を伸ばし、消費者が日系車を支持しているのは日系車の信頼性や燃費性能が評価されているためだろう。

 故障が少なく、維持費も少なくて済むというのは日系車の強みだが、中国メディアの今日頭条は25日、中国の多くの給与所得者にとって日系車は非常に魅力的な車であり、「むしろ日系車を買わない理由などない」と論じる記事を掲載した。

 記事は、中国の地方都市で暮らす消費者のうち、企業に雇用される立場にある給与所得者が車を購入するのは決して簡単なことではないと紹介。地方都市で生活するには車が必需品だが、地方都市の給与水準は月3-4000元(約5万-6万7000円)ほどであり、どれだけ頑張っても年3万元も貯められないと論じた。

 続けて、中国地方都市の給与所得者にとって「燃費性能が高く、故障率が低いにもかかわらず、高額でない日系車は第一の選択肢になる」と伝え、さらに日系車は車体が小さくても車内空間が広々としていて実用性が高いと主張。

 中国のネット上では、日系車を購入することは「非愛国的」行為であるなどという声が絶えず存在するが、中国地方都市の給与所得者にとって日系車を「買わない理由などない」のが現状であり、「逆に買ってはいけない理由を教えてくれ」などと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)