先日、日本を訪れたロシアのプーチン大統領により、日本を代表する犬種である秋田犬が再び国内外の注目を集めた。同大統領が訪日前の記者会見で、4年前に秋田県から贈られた秋田犬「ゆめ」を同席させ、15日には山口県の旅館に宿泊した際に用意された秋田犬の箸置きを気に入り、持ち帰ったことが伝えられたからだ。

 中国メディア・今日頭条は22日、「日本人は秋田犬を忠実な伴侶とみなしている」とする記事を掲載した。記事は、今や世界的に有名になっている日本の犬種である秋田県が持つ特徴や、多くの人に愛される理由について解説している。

 まず、秋田犬には日本系と米国系の2大系統があると紹介した。米国系とは、戦後の進駐軍兵士などが飼っていた秋田犬が米国に持ち帰られ、現地で広まったものだ。現在の日本系の秋田犬とは異なり、当時の秋田犬は闘犬用にマスティフなどとの掛け合わせが盛んに行われていたため、アメリカン・アキタと称される米国系にはその特徴が強く残っている。

 記事はまた、秋田犬が優雅で美しく、機敏でありながら落ち着きがあると説明。さらに、力が強く、視覚や嗅覚にも優れており、郊外で狩りに興じる家庭に向いているほか、ペットとしてもその挙動が美しいゆえ、世界の愛好者から注目、賞賛されていると伝えた。

 そして、秋田犬は国際交流のスターでもあり、日本の政治、経済の対外交流における貢献は大きいものであると紹介。さらに、「秋田犬は日本において、精神の象徴というもう1つの特別な意味を持っている。多くの日本人は秋田犬を忠実な伴侶と見なし、家庭を守ってくれる存在、健康の象徴と考えているのである」と説明している。

 記事は、秋田犬は聡明さと最後まであきらめない精神、主人公に対する強い忠誠心を兼ね備えており、その性質は「忠犬ハチ公」の話や映画の中でふんだんに表わされているとも紹介した。

 秋田犬は、柴犬など並んで日本で古来より生息している犬種であり、日本犬あるいは和犬などと称されるうちの1種類だ。多くの日本人が思い浮かべる、典型的な「犬」のイメージと言えるだろう。また、飼い主に非常に忠実である一方、他人に対しては警戒心を解かないという性格も「日本的」であり、現代に至るまで愛され続ける所以と言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)