中国メディアの今日頭条は21日、日本社会と中国社会を比較した時に、中国社会には存在しない日本ならではの特質について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本は中国人にとって複雑な感情を抱かざるを得ない国であると同時に、アジア唯一の先進国であり、非常に発展した国であることは認めざるを得ないと主張。日本の発達ぶりは社会の「細部」において体現されていると指摘したうえで、中国にはない日本の特質を紹介した。

 まず1つ目の特質は、中国人旅行客が2015年に爆買いして話題となった温水洗浄便座だ。記事は「日本を訪れるまでは、なぜ同胞たちが温水洗浄便座をわざわざ日本で購入しているのか、分からなかった」としながらも、実際に日本を訪れてみて「日本のトイレや温水洗浄便座は非常に多種多様」であり、それだけ多くの人びとの細かいニーズに寄り添った存在であることが分かったと紹介。

 こうした細かいニーズを解決する製品があるのは、衣食住など基本的なニーズが満たされ、日本社会が他人への配慮ができるほど成熟しているためであるとの見方を示した。

 また記事は、日本の公共バスには利用客が乗り降りしやすいようにバスの車体が傾くものがあると伝え、こうしたバスもまさに配慮であり、「細部」において体現された日本社会の発達ぶりであると指摘した。

 さらに、日本では「客が自分で会計を行うスーパーがある」と驚きを示し、万引きを恐れずにこうした取り組みができるのは、信頼や信用を大事にする日本社会ならではだと主張。日本社会の発達ぶりは「人々に対する関心の度合い」において体現されており、そしてそれは細部へのこだわりという形で具現化していると指摘、だからこそ中国人が日本を訪れると「非常に快適」に感じてしまうのだと考察している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)