昨年6年間にも及ぶ「平成の大修理」を終えて、「白鷺城」の異称にふさわしい真っ白な容貌を再び市民の前に見せた世界文化遺産・姫路城。白さを保つためには、毎年年末の大掃除が欠かせないが、この作業で大活躍するのが自衛隊員たちなのである。

 中国メディア・今日頭条は20日、姫路城で年に1度の大掃除が行われ、自衛隊の隊員らが参加したとする記事を掲載した。記事は、陸上自衛隊の隊員約520人が出動して姫路城の清掃を行ったと伝えている。そして、迷彩服にヘルメット姿の自衛隊員が城壁に登り、長い柄の道具を使って壁に付着したクモの巣やホコリを取り去る作業、ロープ伝いに石垣に登って雑草を除去する作業を行う様子を撮影した画像を複数枚掲載した。
 
 記事を見た中国のネットユーザーたちは、自衛隊員が清掃活動に参加していることに対して驚きや疑問を示している。「どうして兵士が掃除をするのか。とても不思議だ」、「日本は何億ものお金を使って最高級の清掃員を育成しているんだな」、「今の日本鬼子にはもはや70年前のような獰猛さがないな」などといったコメントが寄せられた。また細かい部分を掃除する様子に「衛生にこだわるなあ」とし、いかにも日本らしい光景であるとの印象を持つユーザーもいた。

 自衛隊が姫路城の清掃に協力するのは、今年で41回目とのこと。姫路市によれば、市民と自衛隊が協力して清掃を行うことで観光客や市民の美化意識を高めることが目的とされている。一方、自衛隊員は一般市民では難しい高所や危険な箇所の清掃を担当することで、訓練も兼ねているのだ。記事にはその説明がなかったため「どうして自衛隊員が?」との疑問を持つ人が少なからずいたようだが、理由を知れば納得するだろうか。少なくとも、文化遺産を行政や社会のみんなで守っていく姿勢が垣間見えるという点について、何か感じるところがあるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Teewin Phirunrux/123RF)