一昨年、昨年と12月24日のクリスマスイブに「カップル入店お断り」の貼り紙を掲示して話題を集めた東京・八王子のレストラン「スパゲッティPiaPia」が、今年も同様の貼り紙を出して注目された。近年、日本では独り身のクリスマスすなわち「クリぼっち」を楽しく過ごせる場所が増えており、国外メディアも関心を寄せている。

 台湾メディア・聯合新聞網は18日、クリスマスイブにショックを受けることを恐れる独り身の市民のために、日本の店舗やレストランが様々な企画やイベントを用意していることを紹介する記事を掲載した。

 記事は、年に1度のクリスマスに街の店はバーゲンセールを行って多くの客を呼び込み、街頭には多くのカップルが出現する一方、「1人で過ごす人がいることを忘れがちである」と説明。しかし、日本ではクリスマスを1人で過ごす人をターゲットにしたイベントが多く行われるようになっているとした。

 そして、東京・五反田の日本酒バー「SAKEおかわり」では昨年に続き「クリぼっちナイト」と題し、独り身どうしの交流を図るイベントを開催すると紹介。また、日本全国に10店舗ある「ニコバー」ではクリスマスイブ当日に来店したカップルや夫婦には2割増しの料金を支払ってもらう「カップル割増」を実施することを伝えた。さらに、デパートの大丸東京店では事前のアンケート結果に基づき、「クリぼっち」の楽しい過ごし方を提案する商品の宣伝を行っていることも紹介している。

 中国では11月11日の「独身祭り」が大きな盛り上がりを見せ、EC業界がこの日を空前の規模を持つショッピング祭りに成長させた。日本でも中国でも「ぼっち」をテーマにしたビジネスが旬を迎えているようである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)