日本は古代の中国から様々な文化を学び、吸収してきた。それらを長い年月をかけて消化し、自国の社会や風土、習慣にあうよう変化させることで、中国本土にはない日本独特な文化が生まれていった。中国から伝わったものの1つに儒教があるが、日本では神道、仏教と融合することにより、やはり日本独特の儒教精神が培われたのである。

 中国メディア・今日頭条は17日、「同じ儒家思想の影響を受けながら、日本人のこれらの行為は、どうして中国人と相反するのか」とする記事を掲載した。記事は、同じ儒家文化の影響を深く受けている日本と中国は、実際のところ「やや似ている隣人」に過ぎないと説明。しかし、両国民の思想観念、行動方式、家庭倫理、道徳規範には明らかに差があり、相反することすらあるとした。

 日本人と中国人で大きく異なる観念を3つ挙げている。1つ目は、夫の浮気に対する妻の態度だ。中国の女性はこの問題に対して「議論の余地なしという姿勢をとり、血なまぐさい事件が起きる可能性すらある」とした。一方日本では、夫が夜酒を飲んだり女遊びをするのは一般的な行為であり、半ばオープンになっていると説明。しかも、このような遊興費が家計から出されているとし、「最も理解に苦しむ」と伝えている。

 2つ目は「仁」に対する解釈。中国では「仁」は封建社会の倫理体系における最高の指導原則であり、中華文化の産出に極めて大きな影響を与えたと紹介。一方日本では、「仁」は階級制度を重んじる日本の倫理道徳体系から排斥され、非合法な行為、懲罰を受けるべき行為とみなされるようになったとした。

 最後の3つ目は、日本人は冷たいものを好み、中国人は温かいものを好む点だ。これがどのように儒家思想と結びつくのかよく分からないが、記事は「中国人はお湯を飲むのが好きであり、日本人はお冷が好きだ」と説明。さらに、日本の女性は「世界で最も寒さに強い生物」であり、冬でも生足を露出して美しく笑っていられると伝えた。

 西洋人には体型や顔つきは全く同じに見える日本人と中国人だが、西洋人だって互いの性質をちょっと知ればそれが「似て非なるもの」であるとの認識を持つことだろう。それほど日本人と中国人との間には微妙に異なる点、全く異なる点が多いのである。そして、日中両国の国民どうしがその違いをしっかり認識することも、互いにうまくやっていく上では必要なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)