国外での留学生活では、学校での勉強だけでなく、社会活動の全てが学びの場となる。日本にやってくる多くの中国人留学生の場合、コンビニでのアルバイトが貴重な社会勉強の場になるようだ。

 中国メディア・今日頭条は17日、「日本のコンビニで働くって、どんな感じ」と題した記事を掲載した。記事は、日本のコンビニで働いた経験のある、あるいは現在働いている中国人ネットユーザーが書き込んだ感想を多数紹介している。紹介された書き込みのほとんどが「貴重な体験になった」という、ポジティブな内容だった。

 あるユーザーは「レジからトイレ掃除までなんでもやる。特に疲れない。いいオーナーに出会えれば、たまにおやつがもらえたりする。最初の仕事がコンビニだったことをとても感謝している。多くのこと、特に日本人の日常生活について学べたからだ」としている。

 また、別のユーザーは「オーナーが厳しかったが、スタッフは優しかった。いろんな人が来て、ある時は冷たい目で見られ、ある時は励まされた。残業が当り前でとても疲れるが、真の日本人を知ることができ、非常に価値のある経験だった」と綴った。

 さらに「弁当は品質保持期限が厳しく守られ、期限が切れる前に棚から下ろしてしまう。もったいない。タバコは数十種類覚えなければいけない。そしてコンサートのチケット、宅配便、公共料金の支払いも扱う。小さな店だが森羅万象であり、全てが揃っている。終生忘れ得ぬ経験だ」と語るユーザーもいた。

 記事は「まとめ」として、コンビニでのアルバイトは当然自宅で過ごすほど楽ではないが、社会において自分を鍛錬する場所であると説明。「思うようにならないこともあるかもしれないが、生活の中の小さな感動は心にしっかり刻まれ、感謝の心も芽生えるのだ」としている。

 商品の名前やレジの使い方、さまざまなサービスの提供方法を覚える上に、日本語による円滑なコミュニケーションも求められる。留学生にとって決して楽な仕事ではないだろうが、コンビニで立派に仕事ができれば日本で日常生活を送る上の基本能力はほとんど身に着く。勉学に加えて仕事でも一生懸命がんばる彼らに敬意を示したい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)