中国大陸の消費者がECサイトを利用して日本の製品を購入することがしばしば話題になるが、日本から「お取り寄せ」をするのは大陸の人たちだけに限らない。台湾の消費者も、日本のECサイトから多くの商品を購入しているのだ。

 台湾メディア・東森新聞雲は16日、「台湾人の越境ECショッピング、一番好きなのは日本製の運動用品」とする記事を掲載した。記事は、日本最大級のECサイトである楽天が15日に今年の売れ筋商品に関するランキングを発表したと紹介。その中で、台湾の消費者が同サイトを利用して購入した商品ジャンルのトップ10が明らかになり、1位が運動用品、2位が乳幼児用品で、以下、健康商品、日常生活用品、流行のバッグやアクセサリー、キッチン用品、玩具、女性ファッション用品、電子製品、化粧・ケア用品が続いたと伝えた。

 そのうえで、楽天市場が「近年台湾では健康・運動ブームが起きており、日本製の運動商品に対する台湾消費者の関心が高まっている」とし、特に日本ブランドの運動靴やゴルフ用品が良く売れたと説明していることを紹介した。また、台湾の消費者では25-45歳の女性がもっとも大きな購買層となっていること、45-55歳の消費者層も伸びており、高い年齢層がハイテクツールの使用やネットショッピングの形式に適応しつつあることが分かったとも説明している。

 台湾では今、福島および周辺の県で生産された食品の輸入規制緩和の是非をめぐる議論が繰り広げられている。また、日本から輸入された納豆のタレが規制対象地域産であったことが発覚する騒動も発生した。直接口にするものであるゆえ、安全性に対する理解や規制緩和に向けた動きが加速するには時間がかかりそうだが、日本製品全体に対する台湾の消費者の信頼はなおも高いようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)4045qd/123RF)