気分をリフレッシュしたい時、何もせずのんびりしたい時、ふとどこかの温泉旅館に行きたい衝動に駆られることはないだろうか。日本の旅館には、ホテルの快適さとはまた異なる、独特の心地よさ、癒され感があるものだ。中国メディア・今日頭条は14日、日本の旅館には守るべきマナーが多い一方で、体験する価値が十分にあることを伝える記事を掲載した。

 記事は「旅館」が日本の伝統ある宿泊施設のことを指し、古めかしい日本家屋の建物で、客室も畳や引き戸からなる和室であると紹介。現地の食材をふんだんに使った日本料理が提供されるとしたほか、「最大の魅力は、現代において日本人も忘れてしまった古き良き日本の生活を体験できることだ」と説明している。

 さらに、金額的にはビジネスホテルより高く、明治時代創業の老舗高級旅館となると1泊で数万円の宿泊代が必要になるが、「そこには旅館で楽しめる豪華な料理、そして心のこもったサービスが含まれているのである」とし、自身の予算にマッチした旅館を探すことを勧めた。

 そのうえで、旅館に宿泊する際にはホテルとはやや異なるマナーやルールに対する知識が必要になると説明。玄関で靴を脱ぐこと、和式トイレを正しく使うこと、温泉や大浴場の利用方法などについて紹介し、「さらに別のルールもある。風呂の入り方など分からない時はスタッフに尋ねよう」とした。

 また、タトゥーが入った客の温泉施設利用が断られるケースがあることを指摘。行政機関などがタトゥー入りの外国人観光客向けの施設を紹介しているケースもあるが、残念ながら施設が利用できない場合は、部屋にある風呂を利用すべし、と伝えている。

 温泉や大浴場の開放的な空間、自然に囲まれた場所にある旅館独特の静かな雰囲気、そしてきめ細やかなおもてなしは、常にわれわれの心を癒してくれる。日々喧騒の中で生活している中国人観光客の心の凝りも、きっとほぐれることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)