普段日本国内で何気なく見ている日本企業のロゴや広告を、中国をはじめとする外国で見かけた時にはそこはかとない親近感、そして、日本企業が世界に名を轟かせているという誇らしさを感じるものだ。近年では日本を含む世界各地で中国企業の広告を見る機会が増えた。おそらく多くの中国人が誇りを感じているに違いない。

 中国メディア・今日頭条は13日、「華為の広告が日本を占領したぞ!」とする記事を掲載した。「華為」とは今や日本でも広く知られるようになった中国の通信機器メーカー・ファーフェイ(HUAWEI)の事である。記事は、先日日本の首都・東京の都心部を走る電車内のドア横に設けられた広告スペースに華為の広告が3つ続けて掲載されているのを発見したと紹介。「見た瞬間感動した。日本に進出して久しい華為だが、こんな目立つ場所で広告を見かけるようになるなんで簡単な事じゃないからだ」と伝えた。

 また、車内広告はドア横だけでなく、ドア上部に設置された案内モニター上でも華為の広告が放映されていたと紹介。いずれも「車両内のゴールデンポジションと言うべき場所」であると説明したほか、渋谷の駅構内の壁にも広告が掲載されていたとした。そして、東京や池袋、新宿、渋谷、秋葉原といった大きな駅では人の流れが多く、このような駅で広告が掲載できることは「広告費は安くないが、宣伝効果も得られるのだ」と解説した。

 記事は、東京の駅や電車内に華為の広告が数多く掲載されるようになったことは、一部の中国人がネガティブな印象を持っている中国メーカー製品が、今では国外において認められていることを示す事象の一種であり、多くの人が誇りに思うものであると説明。「より多くのブランドが国外に出て、より多くの人に使ってもらえるようになることを願う」と締めくくった。

 記事は最後に、華為の広告を見たネットユーザーの反応も紹介しており、あるユーザーが「最近池袋や山手線で華為の広告を至る所で見る。超すげぇ」とつぶやいたとしている。ただ、日本語で書かれた元の書き込みは「最近池袋や山手線あたりに中国スパイ端末HUAWEIの広告があふれている、ヤバいな」というもの。その意味を知っててあえて訳さなかったのかどうかは、分からない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Aleksej Penkov/123RF)