中国のネット上には、日本を訪れた中国人旅行客の手記が数多く存在する。自らの目で見た日本と、日本で感じた印象を素直に綴った手記が多い印象だ。中国メディアの今日頭条は10日、16年ぶりに訪日したという中国人旅行客の手記を掲載した。

 記事は、このほど訪日した中国人は「16年前にも仕事で日本を訪れたことがある」と紹介し、16年前の日本は「非常に発展していて空気がきれいで、日本人は非常に礼儀正しい」というイメージだったと紹介。そして今回、家族と日本を旅行で訪れたことで「日本人は親切で礼儀正しく、ルールを守る国民性」であることと、「物価」の2点が16年前と変わっていないことに気が付いたと伝えた。

 続けて、富士山を訪れた際に宿泊した旅館のスタッフは非常に礼儀正しく、チェックアウトして旅館を後にするときもスタッフはわざわざ見送りのために外まで出てきて、バスに向かっていつまでも頭を下げ、手を振っていたと紹介。また、商業施設での買い物のときも店員はいつも笑顔で対応してくれたと称賛し、こうした日本人の礼儀正しさは「16年前に訪れた時と何も変わっていなかった」と紹介した。

 また、16年前の日本と現在の日本で変わっていなかったのは「物価」であるとし、中国人の所得が約10倍になったのに比べ、日本の物価はほとんど変わっておらず、「所得が低かった16年前は『日本は中国人が来れる場所ではないと感じた』が、今では買い物や食事も手頃に感じるようになった」との見方を示した。

 一方、記事は「もっとも変わったと感じた点」として、日本で販売されているものの多くが「中国製」だったことと、日本国内で中国人旅行客を見かける機会が多く、商業施設にも中国人店員が配置されていたことを挙げている。だが、中国人が日本で中国製を購入するのは「道理に合わない」として「欲しいと思ったものを購入するのを諦めた」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)