日本と中国には政治面や社会面で多くの違いがあり、日本を訪れた中国人たちは日本の優れた点を見ては「中国人は日本人に学ぶべき」であると口にする。中国メディアの今日頭条は10日、中国人から見た日本には「中国も日本に倣って取り入れた方が良いもの」がたくさんあると伝えつつ、そのいくつかを紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介しているのは政治や経済、社会全体にかかわる事柄ではなく、日常生活のなかで「あったら便利」という事柄が中心だ。例えば、中国のタクシーは客が自分でドアを開けて乗るのが一般的だが、記事は「日本のタクシーは運転手がドアの開閉を行ってくれる」と紹介。運転手がタクシー周辺の安全を確認してからドアを開けてくれるため、ドアを開けて自転車とぶつかるといった事故が生じにくいと紹介した。

 続けて、日本では食べ物の自動販売機が存在することを紹介し、「中国にもこのような自販機があれば良いのに」と主張。中国ではそもそも自販機の設置数が少ないが、これは壊されたり、商品や売上金が盗まれたりするためと考えられる。日本では飲み物や食べ物が自販機でいつでも手軽に購入できるというのは、中国人からすれば羨ましいことのようだ。

 また記事は、「車窓を眺めながらくつろげる足湯」が車内に設置されているJR東日本が運行する新幹線「とれいゆ」を紹介し、「ゆっくりくつろげる鉄道サービスは中国も導入すべき」と主張。「とれいゆ」のサービスは中国人にとって非常に新鮮だったようで、過去にも中国ネット上で称賛を集めたことがある車両だ。

 日本の反日感情が根強く存在する中国だが、日本の優れた点については「中国は日本に学び、取り入れるべき」と素直に認める傾向がある。自分より優れた点があれば、たとえ嫌いな相手であっても師とすべきであるという考え方は非常に柔軟性のある考え方だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)