中国では長年にわたって実施してきた一人っ子政策による弊害の1つとして、「わがまま」に育ってしまった子どもが多いことが挙げられる。両親と祖父母の愛情を一身に受けて育った子どもは、わがままであると同時に、何でも「してもらって当然」という環境にあったためか、成長しても1人では何もできないという人も少なくないようだ。

 中国では「日本の子どもたちは中国の子どもたちに比べて圧倒的に自立している」という指摘も見られるが、中国メディアの新浪は10日、日本の子どもたちは「一輪車を通じて自立を学ぶ」と伝える記事を掲載した。

 記事は、日本の小学校では休み時間や放課後などに一輪車で遊ぶ子どもたちがいることを紹介する一方、授業の科目として一輪車の乗り方が教えられることはないと紹介、「子どもたちは一輪車の乗り方を自ら学んだり、お互いに教え合ったりする」と指摘。

 転んで怪我をする可能性があっても、大人が乗り方を教えることなく、自ら一輪車に挑戦することは「まさに自立を学ぶ第一歩である」と主張した。

 続けて、日本では一輪車以外にも子どもたちの自立心を養うために「子どもたちだけで公共交通機関を利用させること」といった教育や取り組みが行われていると指摘。こうした挑戦は一輪車同様に「ちょっとしたリスクや危険」があるとしながらも、「こうした危険を克服する方法を学ばせ、リスクに打ち勝つ体験をさせることこそ、子どもたちの自立を促す日本の教育なのだ」と指摘している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)