日本を訪れる中国人旅行客が増えているが、一部の中国人は数日間という短い滞在期間のなかで日本と中国の違いを見出し、その違いのなかから日本の優れた点を見出し、衝撃を受けているようだ。

 中国メディアの今日頭条は9日、中国人旅行客の手記として、「実際に訪日してみて、日本の発展ぶりに驚いた」と伝える記事を掲載。中国に比べ、日本は「国土が小さく、人口も少なく、さらには天然資源も少ないうえに地震まで頻発する」にもかかわらず、これほど発展したことは「熟慮に値すると同時に、敬服せざるを得ない」と論じている。

 記事はまず、日本に到着した時の実感として「日本の人口密度は中国よりはるかに高いというのに、日本では人でごった返すような光景は見られず、喧騒にも包まれていなかった」と紹介。

 また、道路の狭さなどから日本の国土の小ささを実感したようだが、整然と立ち並ぶ建築物から日本独特の秩序や調和を感じ取ったと伝えた。さらに、日本が調和の取れた社会を構築できたのは勤勉であると同時に人情や義理を大切にするからだと伝えたほか、日本ではさまざまな場所で障がい者向けの設備を見かけることができ、中国とは大きな違いを感じたと紹介した。

 さらに記事は、日本人は友好的で温和な人びとだったとし、知らない間柄でも互いに頭を下げる光景を目にしたと伝えたほか、「民度も高いため、街中でスリを警戒する必要もなかった」と紹介。日本が戦後に急激な発展を遂げ、飛躍に成功できたのは法律やルールを守る民度の高い国民がいたためであることを実感したと主張した。

 短期間ではあったものの、同中国人は日本滞在を通じて「国土が小さく、人口も少なく、さらには天然資源も少ないうえに地震まで頻発する」日本が先進国にまで上り詰めたことは、「中国人にとって熟慮に値すると同時に、敬服せざるを得ない事実」と論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)