日本で流通する現行の硬貨(記念硬貨を除く)は6種類。その中で最も高額なのが500円硬貨だ。世界の中でも5スイスフランと1、2を争う高額硬貨である「500円玉」は、1982年の登場以降、しばしば偽造の対象となり、2000年に大幅なリニューアルが行われた。流通から16年が経過した今でも、そのデザインの細かさを知った外国人からは驚嘆の声が出るようだ。

 中国メディア・今日頭条は8日、「細かい日本人が細かい部分を大切にするレベルはもはやここまできた 正直、気づかなかった」とする記事を掲載した。記事は、日本の500円硬貨が世界でも高額な硬貨の1つであると紹介。「よりクールなことに、硬貨の両面には隠された情報があるのだ」とした。

 そして、中央に「500」と描かれている裏面の数字部分を注視してみると、「5」の部分に「N」と「I」、隣の「0」には「P」が2つ、その隣の「0」には「O」、「N」のアルファベットがそれぞれ刻印されており、この3つの数字に「NIPPON」という言葉が隠されているのであると紹介している。さらに、表面の桐の絵柄にも同様に「NIPPON」の6文字が非常に小さく打刻されていることも紹介。「細かい日本人の細かさはもはや地球人とは思えないほどだ」と評した。

 硬貨と紙幣に対するイメージは、日本と中国ではかなり異なる。現在、日本の「500円玉」に最も近い額面の中国の貨幣は、約300円相当の20元札。100元、50元に次いで3番目に高額な紙幣だ。紙幣は高額から低額まで網羅されている一方、最高額面の硬貨は1元(約15円)だ。それゆえ、中国の人にとって500円硬貨は、超破格の額面を持つコインということになる。中国のネットユーザーからは「その額面であれば、このように細かいのも不思議ではない」という意見も見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)