海外旅行をすると、自動車が道路の右側を走っていて少々戸惑うことがある。世界的に見れば、自動車が左側通行の国は日本やイギリスなど50カ国余りに留まるマイノリティなのだ。中国を含む多くの国からやって来る観光客にとっては、日本の左側通行こそ「珍しい」ということになるだろう。

 中国メディア・今日頭条は7日、日本の自動車交通に関する3つの奇妙な状況について「中国人には理解できない」として紹介する記事を掲載した。記事は、日本という島国には驚きが至るところに存在するが、自動車を運転するうえでも奇妙な現象が3つあるとしている。

 1つ目は、白い自動車がやたら多いこと。記事は、日本人が「白い自動車は夜の運転でより安全であり、なおかつ汚れも見つけやすくて手入れがしやすい」と考えていると紹介。また、白い車は売る時にも値崩れしにくいと説明している。

 2つ目に挙げたのは、車間距離を5メートル以上空ける点だ。これは「前車との追突の危険を避けるため、また信号が変わった時のリスタートに十分な距離を保つため」としている。一方国内では、「車間距離を空け過ぎると割り込みや軽車両の無理な横断が発生するのでかえって危険」であると経験上から紹介した。そして3つ目は、70歳以上の高齢ドライバーを随所で見かけること。高齢化が進む日本では免許証に年齢制限がないため、また身体状況が良好な高齢者が多いため、高齢者ドライバーが多数存在するのであると説明した。

 2つ目の車間についての話はいかにも中国らしい。中国の交通事情を実際に体験していれば、記事の指摘は「ごもっとも」なのだが、だからといってそれでいいのか。無理な割り込みのない「和諧」な自動車社会は実現できないものだろうか。自動車の普及とともに、ドライバーのマナーも少しずつ向上していくと信じたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)