戦後間もない時期から日本の子どもたちの成長を支えてきたミルク給食。脱脂粉乳から始まって、やがて牛乳との混合ミルクとなり、生乳100%の牛乳が提供されるようになったのは1970年ごろ以降だという。近年では米飯との食べ合わせやアレルギーの問題もあり、廃止すべきとの議論もしばしば見聞きするようになった。

 牛乳とセットでしばしば語られるのが、身長の話だ。牛乳によって身長が伸びるかどうかについては、さまざまな意見があるようだが、昔から「背が高くなりたかったら、牛乳を飲め」と言われてきた。中国メディア・今日頭条は7日、かつては背が低かった日本人が、今や「小日本」とは言えないほど身長が伸びているとし、その理由を説明する記事を掲載した。

 記事は、「日本人の背の高さは、歴史の教科書などで見たことがあるだろう」としたうえで、近年では身長170センチを超える日本の女性タレントが数多出現していると紹介。わずか数十年の間で日本人の平均身長は急速に伸び、中国人を上回る水準にまで達したとし、その理由について5つの点から説明した。

 1つ目は、日本では都市人口が農村人口よりはるかに多く、南部が北部より人が多い点とした。記事曰く、農村住民は都市住民より身長が数センチ低く、北方より南方の人の方が背が高いとのことである。2つ目は、牛乳を飲む習慣だ。中国における「牛乳を飲もう」というスローガンは商業者の営業手段に過ぎないが、日本では国が子どもたちの牛乳摂取を推進してきたとした。3つ目は、戦後間もない時期の米国による支援の影響を挙げた。

 4つ目は、行政や各学校が子どもの成長を促進するために栄養豊富な給食の供給体制を作ったこと。5点目には、米飯やパン、麺といった主食をはじめ、ありとあらゆる食物に対して研究を進めるとともに、各家庭に対して栄養バランスの取れた食事の指導が行われていることを挙げている。記事は最後に「日本の身長が伸びたのは、小さいころからの栄養豊富な飲食習慣と関係がある。1杯の牛乳が民族を強くした。もちろんメラミン入りの牛乳は飲んでいないのだ」と結んだ。

 健康で丈夫な体を作るには、食生活はもちろんのこと、適度な運動も欠かせない。よく食べてよく遊び、そして良く寝ることが、子どもたちの成長を大きく後押しするのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)