世界の経済強国を目指す中国にとって、隣国である日本は大いに参考になる国であるようだ。中国メディアの駐馬店広視網はこのほど、日本は「世界の強国」であることは間違いないと伝えつつ、日本が経済強国に上り詰めたいきさつと、短期間での台頭を実現できた理由について考察する記事を掲載した。

 記事はまず、日本という小さな島国が紆余曲折を経つつも経済強国にまで発展したのは、「強力な生命力」を有している証だと主張。明治維新から始まった日本の台頭は、「殖産興業」、「文明開化」、「富国強兵」により、政治、経済、軍事、教育の4方面で発展していったと論じた。

 そのうえで日本が短期間で台頭できたのは「島国という地理的環境の不利さを認識し、それをバネにしたこと」、「日本人に高い学習意欲があったこと」の2点を挙げ、集団意識の高さもあって上から下まで国が1つになりやすく、「多くの改革を徹底的に進めることができた」と説明した。

 その後、領土拡張主義に走った日本は第2次世界大戦で敗戦し、経済が壊滅的な状態となったが、1960年代中期に日本経済は「世界も驚くような急速な成長を遂げた」と指摘。敗戦からわずか20年で米国に次ぐ世界第2位の経済強国にまで上り詰めた理由について記事は、資本主義の導入と米国による援助に加えて、日本が長期にわたって積み上げてきた文化的素養、技術、屈辱に耐え重責を担う精神によるものだと分析し、日本を称賛した。

 最後に記事は、日本は経済大国、貿易大国、金融大国、投資大国の地位を保ち続けるだけでなく、近年は世界的な政治大国の地位も模索していると主張、日本人特有の飽くなき向上心を指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)