「爆買い」ブームが去り、中国人観光客が日本を訪れる目的が多様化しているとはいえ、なおもショッピングを目当てにやって来る人は少なくない。中国メディア・長江網は2日、「こんな落とし穴にハマってはいけない」として日本旅行時に注意すべきことを紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、いずれも日本国内でのショッピングに関することだ。まずは「ニセモノの免税店に気を付けるべし」。東京には免税店がたくさん存在し、ツアー一行が頻繁に立ち寄るが、中には台湾人や大陸人の経営で、市価より高い値段が付いていたり、ニセモノを扱っている可能性もあるとした。

 続いて、「よその店と値段を比べるべし」。「日本は中国と異なり、どこの店に行っても品物が同じ値段で売られている」という情報は正確ではないとし、実際に日本国内の化粧品店で、同じ商品の値段を調べたところ大きな価格差があるケースもあったと紹介。「時間があるならば、何軒か回って価格を比較することを勧める」と伝えた。

 また、「安いお店は小さな路地にある」とし、駅前などのお店では「値段が高いうえ、基本的に割引などのサービスがない」と説明。少し路地を入ったところにある店の方が、客足が少なく「安くて割引も多い」とした。

 さらに、「日本製と書かれた商品にも注意すべし」という点にも言及。包装に「メイドインジャパン」と書かれていても、持ち帰って中身を調べてみると、製造元の会社が存在しない、実は日本製ではなかったということがあるとした。最後は、「すべての免税店が安いわけではない」とし、免税店よりも非免税のスーパーなどの方が値段が安いことがあるため、価格差とともに割引率にも注意する必要があると説明している。

 「安い店は小さな路地にある」というのは、やや根拠に欠ける印象だが、いずれも観光客でなくても消費者として日ごろから注意すべき点が並んでいる。一言に集約してしまえば「胡散臭い店では買わない」ということなのだが、日本の買い物事情を知らないうえ、国外旅行でテンションが上がっている中国人観光客にとって、その判断は難しいのかもしれない。とにかく、冷静になること。それだけでかなりの「落とし穴」を回避できるのだが。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)