中国メディア・今日頭条は11月30日、「日本人にはどんな面白い生活習慣があるだろうか」とする記事を掲載した。普段日本で生活する中で当たり前のようになっている行動が、外国人から見ると不思議に思えることがたくさんあるもの。この記事の作者には、どのような行動が奇妙に映ったのだろうか。 

 記事は、日本は古代において中国文化を大量に吸収してその影響が今も続く一方、近代以降は欧米からの文化的影響を多分に受けてきたと紹介。このような独特の発展を遂げてきた日本人には、特殊な文化的習慣が数多く存在するとした。そして、「実は日本人自身もこれらの問題について意識しているのである」とし、日本人特有の習慣を5つ挙げている。

 1つ目は、「お茶を飲む時、麺を食べる時に大きな音を出す」だ。ラーメンなどの麺料理に限らず、スープやみそ汁、お茶、コーヒーを飲む時も音を出す、欧米や中国はこの音を気にするのだが、静かに食べたり飲んだりできる日本人は少ない、とのことである。2つ目は「ハンコが超大好き」。「もはや形容する言葉もないレベル」としたうえで、銀行の口座作成、宅配便の受け取りのほか、仕事や契約の書類にも印鑑は欠かせないことを紹介。100円ショップにハンコが置いてあるほか、手彫りの印鑑を作る店もあると説明した。

 3つ目は、「収入が低くてもぜいたく品を購入する」。4つ目は、会話中に絶えず確認をしたり、相槌を打つ習慣がある点を挙げた。記事は、日本人は人間関係を非常に重んじるため、他人との様々な争いを避ける手段の1つとして、他人の話に付和し、相槌を打つことを得意としていると解説している。最後の5つ目は、「敬語を極めて重視している」点だ。その重視ぶりは「変態レベル」であるとし、特に商業活動において重んじられるが、一般的な家族の間ではたとえ祖父母に対してであっても使わないとした。

 近ごろ、ラーメンやうどん、そばを食べる際に音を立てて食べ、他人に苦痛を与えることについて「ヌーハラ」(ヌードル)という言葉が出現し、議論を呼んでいる。そのような食べ方をハラスメントとして一概に批判するというのは、日本の食文化に対する冒とくと言える。日本にやって来る外国人に対しては、日本における食文化の一部であるとの説明をして理解してもらう努力が必要である一方、日本人としてもこれ見よがしに大きな音を立てない、西洋料理を食べるときには音を立てない、といった配慮をしなければならない。「場」を考えることが大切なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)