「爆買い」が日本で新語・流行語大賞に登場してから、はや1年。日本人の想像を超える中国人の消費活動に「爆」を付けて表現することが多くなった。中国語にも「爆款」という言葉がある。これは「爆発的人気商品」を指すものだが、中国メディア・今日頭条は30日、日本が留学における「爆款国」になっているとする記事を掲載した。

 記事は、商品に「爆款」があるように、チャットアプリ上ではみんなに良く使われる「爆款文」があるとしたうえで、「留学にも『爆款国』がある」と説明。どうして多くの人が日本への留学をしたがるのか、と疑問を提起したうえで、その理由について解説している。

 まず、「爆款」商品が生まれるのと同じ原理で、日本留学が低価格高品質でコストパフォーマンスに優れていると説明。大学では留学生専用の奨学金があり、アルバイトをして生活費の一部を稼ぐことも可能、それでいて教育のレベルも欧米に引けを取らない、それゆえ多くの留学生に喜ばれているとした。

 次に、ネット上での「爆款文」同様に「同じ東アジア文化圏である日本に、共感できる部分が多いため」という理由を挙げた。文化的にも飲食などの生活習慣的にも、他の国よりもスピーディーに適応できるほか、日本のアニメ文化やドラマ、映画、スターなどに対する共感や強い興味が留学生を日本に引き込んでいると解説した。

 さらに、美食や美観など、日本国内にはありとあらゆる「美」が充満している点についても言及。四季折々の美しさ、食べ物の美味しさに加えて、街の清潔さ、そして人情の美しさが、留学生たちの美に対する欲求を満たしてくれる大きな魅力になっているとの見方を示している。

 距離的な近さも、多くの中国人学生が日本を留学先に選ぶ理由の1つと言えるだろう。少子高齢化が進む中で日本の大学は学生集めに奔走している。その重要な「資源」は、中国など外国からやって来る留学生たちだ。今後さらに、留学生が日本を訪れやすい、そして、学生生活を快適に過ごせるような環境が整備されていくことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)tktktk/123RF)