世界最大の自動車市場である中国では、日本やドイツなど世界の自動車メーカーが進出しており、中国メーカーも含めて熾烈な競争を展開している。中国メディアの易車は28日、中国自動車市場における日系車やドイツ車の評価について紹介する記事を掲載した。

 記事は、中国人消費者が自動車を購入するにあたって、もっとも重視する要素の1つが「安全性」だと指摘し、ネット上では「ドイツ車の安全性がもっとも高い」、「米国車がもっとも頑丈」など、非常に様々な意見が氾濫していることを紹介。一方、自動車産業にかかわる人は「日系車こそ乗員、歩行者にとってもっとも安全」と主張していると伝えた。

 続けて、日系車は近年、中国人の嗜好に合致する車作りができていることを伝え、過去には「落ち着きがあり、攻めの姿勢がなかったデザインに変化が生じている」と主張、近年は若い消費者が日系車の外観を評価するようになっていると紹介した。さらに、実用性という点では、「燃費性能の高さと、維持費の安さこそ日系車の突出したパフォーマンスの1つ」であるとし、「車のトラブルを嫌う消費者にとって日系車は第一の選択肢」であると論じた。

 次に米国車について、「外観的には中国進出以降、顕著な変化は見られない」と主張する一方、日系車に比べて頑健で若々しいデザインは今なお健在と主張。一方、安全性や実用性については日系車に比べて大きく劣るのが現状だとし、衝突安全テストなどの結果や燃費性能の低さなどでは日系車に大きく水を開けられていると指摘した。

 さらに記事は、中国国内においてドイツ車は「運転性能に偏重しているドイツ車の実用性は日系車に劣るが、安全性は非常に高く、飽きのこない外観」と評価されていることを伝え、「実用性と信頼性を重視するなら日系車、コストパフォーマンスを重視するなら米国車、運転の楽しさを実感したいならドイツ車を選ぶべき」だと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)