近年、世界で寿司をはじめとする和食の人気が高まっている。中国メディアの一点資訊はこのほど、和食は欧米で高級料理と認識されていることを伝え、「中華料理が和食に敵わない理由」を考察している。

 記事はまず、中国人は「食」に関して「中国人こそ天下一だと自負している」と主張する一方、中国国内でも近年は和食ブームが起き、北京市や上海市では和食料理店が急増したと紹介した。また、世界中に存在する中華料理に比べ、和食は世界各国で「高級料理」と認識されているとし、「なぜ中華料理は和食に敵わないのか」と疑問を投げかけた。

 続けて、和食が欧米で高級料理という地位を確立できた理由の1つは、「日本人が保守的」であることも理由の1つだとし、和食料理店が日本国外に進出し始めたのは「日本経済が大きく発展してから」であり、「料理の内容やサービスの質が成熟してから」だったと主張し、だからこそ和食は日本国外で成功を収めることができたのだと論じた。

 反対に、「国外で中華レストランを開く中国人は社会の末端にいる労働者たち」か、もしくは「密入国者」であると伝え、こうした人びとが中華料理の真髄や伝統を国外に広めることができるはずがないと主張。こうした中華レストランは進出先の消費者の好みに合うようにアレンジしながら、安い料理を提供しているが、「その料理は本場中国のものとはかけ離れている」のが現実だと論じた。

 また、料理の質だけでなく、サービスの質の違いも和食と中華料理の地位の違いを生み出す要因の1つだと指摘し、どれだけ高級な中華レストランであってもスタッフと顧客のトラブルは往々にして発生するものだと指摘。一方、和食料理店では顧客とスタッフが揉めるようなトラブルは絶対に起きないと伝え、「中華料理が和食に敵わない理由」は料理とサービスの両面において、中華レストランが和食料理店に劣っているためと論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)