首都圏各地と成田・羽田の両空港を結ぶバス「エアポートリムジン」を運営する東京空港交通は、腰に装着して荷物の積み下ろし作業などの負担を軽減させるロボットスーツ「HAL」を24日に羽田空港内で導入開始した。社会の様々な場面で役に立つロボットの開発や実用化が身近なところで始まっていることを示すトピックと言えそうだ。

 中国メディア・今日頭条は25日、「島国が発明した、装着すると1秒で力持ちになれるロボットスーツ すでに東京の空港で使われ始めた」と題した記事を掲載した。

 記事は、「エアポートリムジン」の係員が「HAL」を腰に装着して、乗客の荷物を積み下ろしする様子を撮影した画像を紹介。「HAL」について、人が重い物を軽く持ち上げられるようアシストする物であり、作業者の負担を最大で40%軽減することが可能であると説明した。そして、積み下ろし作業を繰り返したり、重い物を運んだりする際のダメージを和らげることができると伝えている。

 「HAL」は荷物だけでなく、車いす利用客を介助する際にも効果が発揮される。記事は、デモンストレーションで「HAL」を装着したスタッフが、車いすから立ち上がろうとする人を支える様子を写した画像についても併せて紹介した。

 この記事を読んだ中国のネットユーザーからは、「日本の技術には敬服せざるを得ない」、「また日本か!」、「日本鬼子は嫌いだが、彼らはわれわれの先を行っていることを認めねばならない」、「人へのやさしさという理念において、われわれとの差は非常に大きい」といった評価コメントが寄せられた。また、「これが実用化されたとなると、さらに研究が進んだ場合にはどんなことになるのだろうか」、「この先、ガンダムが出現するかもしれない」とするユーザーがいる一方で、軍事分野への転用を危惧する声も少なからず見られた。

 重い物の上げ下げを必要とする作業は、介護業界はもちろんのこと、様々な業界での仕事に伴うものだ。今後より多くの分野で普及することだろう。そして、中国国内でもこのような実用的な「お助けロボット」の出現を心待ちにしている人がたくさんいるはずだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)