中国メディアの易車は15日、中国では歴史問題を理由に日系車に対して「反感」を抱く消費者が一部で存在することを紹介する一方、実際に日系車を購入した消費者は日系車の品質を高く評価すると伝え、日系車が「故障やトラブルが少ないため、心配事が少ない」と評価される理由について考察している。

 記事は、自動車の故障の真の原因は自動車メーカーにあるのではなく、自動車の部品メーカーにあると説明。続けて、日本には非常に優れた自動車部品メーカーが存在していると指摘し、「この小さな島国には世界の自動車部品市場の大半を握る優れた部品メーカーが存在する」と称賛した。

 また、日本の自動車メーカーは部品メーカーを簡単に切り捨てたりしないと指摘、「部品に何らかの問題が生じた場合、自動車メーカーと部品メーカーは共同で責任を負い、問題解決に取り組む」と説明。こうした関係も日本のメーカーが作り出す部品が高品質である要因だと指摘した。

 さらに記事は、日本の自動車部品メーカーは長い時間をかけて部品のテストをしっかり行うのに対して、欧米の自動車メーカーは部品をテストする際に日本のメーカーの約3分の2しか時間をかけないと主張。日本の自動車部品メーカーの品質管理と厳格かつ周到なテストがあってこそ、日系車は「故障が少ない」という評価を確立できるのだと説明した。

 この記事に対して、中国のネットユーザーからは「本当に何年もずっとトヨタ車に乗っているが、確かに故障しにくく、また低燃費だ」、「7年も日系車に乗っているが、タイヤを2つ交換しただけで他は修理したことがない」、「2013年に9万元で中国車を買ったが絶えず故障している。弟は09年にトヨタ車を買ったが、今まで修理が必要になったことはない」などのコメントを寄せ、日系車の「故障やトラブルが少ないため、心配事が少ない」という評価は事実だと指摘している。

 日本の自動車関連メーカーは「クルマは大切な命を運ぶ」道具であるという考え方に基づき、車作りを行っている。人命と車の関係についてのこうした理念は、日本の自動車が世界最高レベルの品質を維持できる大きな要因の1つだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)