中国で日系車の販売が好調だ。日本の自動車メーカーの中国における新車販売台数は、初めて400万台の大台を突破する見通しとなっている。

 中国メディアの駆動之家は20日、中国において日系車は今なお一部の消費者から常に罵られる存在であると伝える一方、「それでも中国人消費者が日系車を購入する理由」について考察している。

 記事は、「中国でもっとも罵られる機会の多い車は日系車を除いて他にはない」と主張し、多くの中国人が口頭では「日系車は買わない」と主張していることを紹介。中国人にとって日本は歴史的摩擦を抱える国であり、「日本が過去に行ったことは、今なお多くの中国人の心に刻み込まれている」とし、だからこそ中国人は今でも日本を罵り、ひいては日系車も罵るのだと論じた。

 それでも新車販売台数を見てみると「日系車が売れに売れている」ことが分かるとし、「なぜ多くの中国人消費者は日系車を購入するのか」と疑問を投げかけ、その理由は「日系車はコストパフォーマンスが高く、一般家庭での使用に最適だからだ」と主張。

 普段は日系車を罵っていても、いざ自動車を購入するとなると「燃費性能の高さや維持費の安さという魅力によって、現実的な選択として日系車を購入してしまう人は少なくない」としたうえで、人前では日系車を罵りつつも、実際には日系車に乗っている中国人消費者は多いとの見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)