アスリートは体が資本。鍛えられあげられた肉体美にはしばしばうっとりさせられる。特に90分間動き回るサッカー選手には引き締まった体の選手が多く、試合中にユニフォームをまくった時や、終了後にユニフォームを脱いだ時にのぞくボティに思わず「おおっ」と声が出る。

 中国メディア・今日頭条は19日、「この写真を見て、中国のサッカーと他国との差が分かる」とする記事を掲載した。記事は中国人サッカー選手と外国人選手の写真を2枚ずつ乗せているが、対比されているのはまさにユニフォームを脱いだ時のボディの美しさだ。

 1枚目は中国プロサッカーリーグ選手の1人が試合後にユニフォームを脱いで引き上げようとする様子を正面から撮影したもの。白い体に目立たぬ筋肉、パンツの上に少々乗っているように見える腹の肉が印象的であり、お世辞にも引き締まったボディとは言えない。2枚目は、海外の選手が上半身裸になって正面を向き、腰に手を当て立っている写真。こちらは上腕や胸にしっかり筋肉が付き、お腹も見事なシックスパック。まさに引き締まったボディである。

 3枚目は、別の中国人選手が上半身裸でピッチに座り、靴ひもを治している様子を撮影したもの。1枚目の選手同様、真っ白な柔肌をベースに上腕の筋肉は控えめに隆起、胸は平らで腹筋の代わりに若干のたるみが伺える。上腕に施されたタトゥーもなんだか寂しげだ。4枚目は屋内で外国人選手が上半身裸になって「自撮り」をしているような写真。2枚目と同じように、腹筋がきれいに6つに割れている。

 いささか極端な例をそれぞれ持ち出した感があるが、写真を見た中国ネットユーザーのコメントは手厳しい。「外国じゃ人がサッカーしているが、中国ではブタが蹴っている」、「太っていないブタだ」、「どれも練習の成果だ」、「自分の方が筋肉が多い」などといった感想が寄せられた。

 サッカーはボディビルではなく、決して肉体美で競うスポーツではない。しかし、競技に必要な筋肉をつけ、身体を絞らなければ、瞬間的に高いパフォーマンスを発揮できないだけでなく、90分間力を出し続ける持久力も手に入れられない。センスがあっても体が弱ければ使えないし、立派な体をしていてもセンスや技術がなければ役に立たない。なかなか世界の表舞台に立てない中国のサッカー、身体の鍛え方から見つめなおすことも必要かもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)