中国では歴史問題を理由に日本を憎む一方で、戦後に遂げた急速な発展については「畏敬の念」を抱くなど、日本に対して複雑な感情を抱く人が多い。中国メディアの今日頭条は10日、多くの中国人は「日本に対して複雑な感情を抱くと同時に、日本に対して強い関心を抱いている」と伝えつつ、「小さな島国である日本が強大な国になれた理由」を考察している。

 記事は、中国では歴史問題を背景に、「小日本」という蔑称を用いて日本を蔑む人がいる一方で、日本が戦後に遂げた急激な発展と近代化については「多くの中国人が畏敬の念を抱いている」と主張。こうした矛盾した感情が日本に対する好奇心へとつながっていると紹介し、中国人は「小さな島国である日本が文明的かつ強大な国になれた理由」に関心を抱いていると論じた。

 続けて、日本の歴史や文化に精通するという学者の見解を引用し、「中国人の日本の歴史と現実に対する感情を漢字で表現する場合、適切な候補の1つに『小』という漢字が挙げられる」と主張。

 中国では「度量の狭い国」といった意味合いで多くの人が日本を「小日本」という蔑称で呼ぶが、記事は「確かに日本は国土も小さく、家屋や街中を走る車なども小さい」と主張する一方で、日本の家屋や車が小さいのは国土の小ささゆえに致し方なく、これらは単に「面積や体積が小さいだけ」との見方を示した。

 一方で記事は、日本の「小ささ」のなかには「強大さ」を見て取ることができると主張し、日本は小さな島国であり、土地が狭いために「生きるためには丹誠込めて農作物を作る必要があった」と主張。こうした環境が日本人に「何事も深く考え、細部にまで注意を払う」という習慣を養わせたとし、「小さな島国であるがゆえに、日本は文明的かつ強大な国になった」との見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)