自動車情報プラットフォームのマークラインズによれば、中国自動車市場の2016年1-9月の累計販売台数は日系車が前年同期比15.7%増の263.9万台、韓国車は同6.81%増の120.27万台だった。

 韓国車の販売の伸びに日系車のような勢いが感じられないことについて、中国では「日系車の春、韓国車の冬」と論じるメディアもあるなか、中国メディアの今日頭条は19日付で、日系車と韓国車のどちらも「良い車」としながらも、もしどちらかを選ぶとしたら、どのような点に留意すべきかという点について読者にアドバイスしている。

 記事は日系車と韓国車に共通する優れた特長として、「低価格でありながら使い勝手が良い」という点を指摘。どちらも消費者のニーズを分析し、それを商品に反映させる点で成功していると称賛した。続けて、こうした基本的な共通点はあるものの、好みが分かれる点も当然あると説明。例えば、日系車はエンジンとトランスミッションに「強み」を持つが、韓国車のエンジンとトランスミッションは「日系車にかなり劣るのが現実」と指摘。

 さらに、日系車は「寿命が長く、故障も少なく、ランニングコストが安い」と称賛、お金を節約したいなら「日系車こそが優先すべき選択肢である」と説明する一方、韓国車は「日系車に比べて故障率が高い」と論じた。だが記事は、韓国車のスペックやデザインは日系車よりも「優れている」とし、韓国車に乗っていると「女性にモテる」と主張、日系車と韓国車のどちらを購入するか迷ったら、こうした差異に留意して選ぶと良いと読者にアドバイスした。

 同記事に対して、中国ネットユーザーからは「絶対に日系車」、「韓国車のどこが日系車に匹敵する?」、「日系車には技術があるが、韓国車は見た目だけだ」など日系車を支持するコメントが非常に多く寄せられた。日系車が好調である背後には、小型車の自動車取得税の減税などが関係していると言われるが、日系車の品質の高さが多くの中国人から認められていることが好調の大きな理由の1つであるのは間違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)