自動車情報プラットフォームのマークラインズによれば、中国自動車市場における2016年1-9月の日系車の累計販売台数はトヨタが前年同期比12.3%増の約89万台、日産が同8.2%増の約92万9100台、ホンダが同25.5%増の約87万2100台、マツダが同14.1%増の約19万1710台だった。

 データからは、日系メーカーの中国における販売が非常に好調であることが見て取れるが、中国メディアの捜狐は18日付で、日系車は中国国内でも中国国外でも「売れている」のが争いようのない事実であると伝え、トヨタとホンダが中国市場で良く売れている理由について考察している。

 記事はまずトヨタについて「良好なブランドイメージの確立に成功し、消費者の信頼を勝ち得ている」と称賛。さらに、「販売やアフターサービスを行う4S店のサービスの質が良く、顧客を神様だと見ている」、「デザインが中国人の審美感に合致している」、「低燃費でありつつ品質も良い」などの点を指摘した。

 続いてホンダについて「安全性と操作性に優れている」と称賛。さらに「低燃費、長持ち、エンジン技術が成熟している」などの優れた特長があると指摘したうえで、「ホンダは今シーズンもF1世界選手権に参加している伝説のブランド」と称賛した。

 記事はトヨタやホンダの車種を高く評価しているが、日系車の販売が好調な要因はやはり安全性に対するデマが解消されつつあることではないだろうか。中国では多くの消費者が「自動車は鋼板が厚いほど安全」であると誤認していたが、自動車の安全性能に対する正しい知識が広まるにつれ、鋼板の厚さが安全性に直結しないことを理解する人が増え、日系車の安全性能の高さを正しく理解できる人が増えているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)