中国と日本の文化の大きな違いの1つとして「ゴミ分別」が挙げられるだろう。日本ではゴミの分別は徹底されているが、中国では地域差はあるものの、一部都市ではリサイクル可能・不可・有害ゴミ・生ゴミの4種のみであり、実際はこの4種のゴミの分別でさえ守られていないというのが現状だ。

 中国メディアの簡書は17日、「なぜ中国人はゴミの分別ができないのか」というテーマについて論じる記事を掲載、日本のゴミ分別を称賛しつつ、中国に改善が必要な点を読者に説明している。

 記事はまず、中国のゴミ分別の現状について「中国人はこれまでずっとゴミ分別の必要性を主張してきたが、ゴミ分別が根付いた成功例はどこにもない」と説明、ゴミ分別ができないことは「巨大な浪費」であり、かつ汚染問題さえ引き起こす問題だと指摘した。

 続けて、中国ではまったくと言って良いほど根付かない「ゴミ分別」がなぜ日本では習慣として根付き、成功を収めることができたのだろうか。記事はその答えとして「資源の乏しさから生まれた日本人の危機意識」、「日本人の民度の高さと自覚の強さ」、「人口が少なく管理しやすい」、「ゴミ分別システムが完成されており、市民はルールに従ってゴミ分別を実施できる」などの理由を挙げている。

 一方、中国でゴミ分別が根付かないのは「資源が豊富なため危機意識が育たない」、「国民の民度が低い」、「人口が多くて管理しにくい」、「政府や関連部門の管理が表面的」などの原因が関係していると指摘した。

 記事は特にゴミ分別は「国民の民度を体現するものである」と強調、日本のゴミ分別は日本国民の民度の高さを反映しているという見方を示している。確かに日本人はルールを守る国民性であり、ゴミ分別がルールとなったことで、それを守ることができているのは事実だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)