中国メディア・今日頭条は17日、「日本は一体どの程度発展しているのか」とする記事を掲載した。発展のレベルとは、単に経済力やインフラ、技術力のみで判断されるものではないということが伺える内容だ。

 記事は、4人の中国人ネットユーザーによるエピソードを紹介。1人目は、ドラッグストアでの光景だ。目の不自由な客が購入した品物を店員が客のリュックに入れ、さらに手を引いて一歩ずつ出口の方へと連れて行き最後に軽く一礼をした、としている。

 2人目は、日本の自転車防犯登録システムについて賞賛。日本で自転車を紛失した際、防犯登録ナンバーを控えた紙が見当たらず紛失届を出さないまま2カ月が経過したところ、警察から「自転車が見つかった」との連絡が来て、最終的に自分の手元に戻って来たと紹介した。このユーザーはまた、店で返品しにやって来た客に対する対応の良さにも言及した。

 3人目は、日本旅行をした時のエピソードだ。同行していた女性2人が道に迷ってしまった時、近所の家の人が自動車で2人をホテルまで送ってくれたという。そして4人目は、日本への留学期間中に遭遇した出来事を紹介。朝の時間で道路が渋滞している中、救急車がサイレンを鳴らしてやってくると、路上の車がさっと両脇によけて救急車を通す光景に感動を覚えたようだ。

 記事は最後に「他人の良い点を見て自らの不足を反省することは、ポジティブな行為なのだ」と説明するとともに、「抗日神ドラマ」に注ぐ情熱を「自身をチェックすること」に注ぐようになることを望む、と結んでいる。

 仲良くするにも、ライバル視するにも、敵視するにしても、相手の行動や習慣を知ることは大切。相手自体に対する認識を高めるばかりでなく、自分自身を客観的に見る視点が生まれるからだ。手放しの礼賛でもなく、卑下でもなく「そこから何かを学び取ろう」とする真摯な姿勢が大事なのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)