近ごろ中国のネット上では、「断捨離」や収納術など日本のシンプルライフに関するアイデアが紹介されるようになった。急激な経済成長が一段落し、物質的な豊かさのみの追求から、心の豊かさも求めるようになったことの表れだろうか。

 中国メディア・今日頭条は17日、「どうして日本人と韓国人は細かくきれいに分類したり収納したりするのに、中国人の引き出しは基本的にぐちゃぐちゃなのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「簡単に言うと、この差は実は文化的な差なのである。場所が違えばその生活にも大きな差が出る」と説明。そのうえで、日韓と中国でこのような差が出る具体的な背景について解説した。まず、日本と韓国には専業主婦が非常に多い点を挙げた。仕事で疲れて帰って来る夫の協力を得られない中で、洗濯や炊事などの家事を毎日繰り返すゆえ、収納や分類にこだわりを持つようになりやすいと論じている。

 その一方で、中国の状況については、「土地が広く物資が豊か。家が広いわりに物は特別多いわけではない。だから、日本や韓国のように細かく収納・分類する必要がなく、清潔を保っていればそれでOKなのだ」とした。

 記事を見た中国のネットユーザーも、この論理におおむね賛同を示している。また、中国の女性は仕事もしていて忙しいので、そこまで細かくやる必要はない、という意見もあった。さらには、「見た目は乱れているが、どこに何があるかはちゃんと分かっているからいいのだ」という声も。ごもっともと言えばごもっともだが、いかにもおおらかな中国人といった感じの意見ではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)