近年世界で注目を浴びている日本料理。健康志向が浸透し始めている中国でも日本料理に興味を持ち、日本旅行での楽しみの1つとしている中国人観光客も多い。その魅力は、単に「料理がおいしい」という点だけには留まらない。

 中国メディア・今日頭条は3日、「歴史はさておき、飲食だけとっても日本は本当に敬服に値する国だ」とする記事を掲載した。記事は、日本人の飲食習慣について「量より質、油や塩はすくなめであっさりしている」と紹介。また、食材本来の味を活かすことへのこだわりも強いとした。

 そのうえで、その他に注目すべき点として「1人分ずつ別々に盛り付けるスタイル」を挙げて説明。その典型的な例は日本の多くの学校で供されている給食であると紹介した。また、日本の食卓には実に多くの、色とりどりな皿や器が並ぶとし、日本人の家でご馳走になった時には1人あたり5種類の料理が4人分出され、占めて20枚の食器が並べられたという体験談を紹介した。

 記事は、「大量の皿を洗うことになり面倒」というデメリットがある一方で、1人1人盛り付けることには「疾病の伝染リスク現象」、「浪費の防止」、「多くのおかずを少しずつ食べられる事による良好な栄養バランス」など、数々のメリットがあると伝えている。

 記事の説明によると、戦後の給食によって1人ずつ盛り付けるスタイルが日本の家庭に急速に浸透したと説明している。そして今の日本の家庭ではどこでも1人ずつ盛り付けられる、という印象を与えるが、現実とはちょっと異なっているように感じる。家庭でも米飯や味噌汁はともかく、煮物や炒めもの、サラダなどは大きな皿に盛り付けることが多いのではないだろうか。忙しい世の中になり、日本でもむしろ「大皿料理」化しつつあるのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)