内閣府によれば、2015年の日本全国の自殺者の総数は2万4025人であり、14年に比べて1402人減少した。それでも1日当たり約65.8人もの人が自殺をしている計算になる。

 中国メディアの北網は29日付で、日本の自殺率は非常に高いと説明し、その理由について分析。「栄誉を守るために自殺するという伝統も日本人の自殺率が高い原因の1つ」と説明、「武士道の切腹自殺や第2次世界大戦の神風特攻隊などの事例は、日本の自殺率の高さが日本独特の文化と関係していることを示している」と指摘した。

 記事はまた、日本社会の「自殺を責任を取る方法とみなす」ことや、若者たちが将来への希望を持てなくなっていること、秩序を重視する国家ゆえ若者たちは自分の本当の気持ちを言い表せず、圧力に面すると自殺に解決策を求めるという要因も日本社会で自殺が多い理由であると説明した。

 記事からは毎日60人以上の人が日本で自ら命を絶っていることに非常に大きな驚きを感じていることが見て取れる。内閣府によれば自殺の原因・動機は数の多い順に、健康問題、経済・生活問題、家庭問題、勤務問題、男女問題、学校問題となっている。

 旅客機の墜落事故などは大きく取り上げられ、何十人もの貴い命が一度に犠牲になったことに非常に大きなショックや悲しみを感じるが、日本では毎日60人以上もの人が自殺をしているという事実を考えると、やはり尋常ではない現象が日本で生じているということに愕然とさせられる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)