日本人にとって卵の生食はありふれた食文化の1つであり、生卵とごはん、生卵と牛丼、またすき焼きと生卵という組み合わせで食事を楽しんだり、オムレツの半熟加減を楽しんだりしている。

 しかし、中国では食中毒を起こすという理由で生卵を食べる習慣は存在しない。中国メディアの捜狐は17日、日本ではなぜ生卵を食べても食中毒を起こさないのかというテーマについて論じる記事を掲載した。

 記事は、日本の生卵が食べられる秘訣は日本の「食品管理制度」にあると指摘。卵の生食が食中毒を起こすのは、時間の経過に伴い卵膜が少しずつ破れサルモネラ菌が内部に侵入するためであると説明した。

 続けて、日本では販売される卵はパッケージあるいは卵の殻に食用期限を記すよう義務付けられており、日本の食品管理制度が絶えず向上するにつれ、日本の各大手生産メーカーは鶏にサルモネラワクチンを接種するようになったと説明した。さらに日本では、出荷前に25項目にわたるサルモネラ菌検査を実施していると指摘。こうした食品管理制度があるために「日本における卵の生食は安全である」と紹介した。

 食中毒を起こさないように卵を管理する制度を実施するには、供給側に大きな努力が求められるが、食文化の幅を広げるという非常に大きな見返りがある。何気なく食べている生卵の背後には、厳しい制度とその厳格な遵守が存在するということだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)