2011年に発生した東日本大震災の際、台湾は非常に多額の義援金を日本に送ってくれた。4月の熊本地震の時もすぐさま支援の提供を申し出ており、台湾の対日感情の良さをよく示していると言える。

 実際、最近台湾で行われた対日感情に関する調査によると、台湾人の「日本好き」は今なお強く、しかも加速しているように見えるという。中国メディアの華夏経邦網はこのほど、その調査結果について分析する記事を掲載した。

 これは、日本の対台湾窓口である交流協会が台湾で行った対日感情に関する調査で、台湾の56%の人が、最も好きな国として日本を選び、過去最高の数字を記録したという。同調査は2008年から始まっており、最も好きな国として日本を選んだ人は1回目の調査から順に38%、52%、41%、43%であり、今回は56%となったという。記事は、今回の数字は高いものの、右肩上がりではないことを指摘した。

 しかし、台湾の他国への好感度と比べるとその差は明白だ。2位の中国はわずか6%、3位の米国が5%、4位のシンガポールは2%と、非常に低く、まるで「台湾人は日本だけに好感を持っているようだ」と感想を述べた。

 とはいえ、台湾人が皆同じように日本を好きだとは決めつけてはいけないとも指摘している。年代別の調査によると、対日感情には「温度差」があるのだという。日本では、日本式の教育を受けた高齢者に日本好きの傾向があると認識する人もいるが、むしろ好感度が高いのは、日本文化の影響や日本への旅行で日本が大好きになった若者の世代であり、若者の世代の対日感情が台湾の日本への好感度の高さにつながっていると説明した。

 今後、日本と台湾との関係はさらに緊密になることが期待される。台湾が今後親しくするべき国について、日本が最も多く選ばれたという調査もある。また、日本人の台湾に対する感情も良好だ。日本と台湾の加速する「相思相愛」ぶりが見て取れるが、世界には台湾以上に対日感情の良い国や地域はなく、台湾はやはり日本が大切にするべきパートナーと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)