人はそれぞれみな特有の癖を持っているものだ。自分では癖と認識していなくとも他人から見ればかなり変わっていると感じる癖もある。こうした癖は民族や国民に共通するものであれば「風習」や「習慣」という言葉で表現できるだろう。

 中国メディアの奇趣亭はこのほど、中国人から見て「随分変わっている」と感じる日本人の9つの習慣を紹介する記事を掲載した。

 記事によれば、その9つの習慣とは「スイカに塩をかけて食べる」、「どんな料理でもご飯と一緒に食べる」、「お吸い物をれんげを使わずにいただく」、「郵便物に同封された封筒などで、宛先を御中に書きかえること」、「大学学生食堂のぼっち席での食事」、「ハンドタオルを常に携帯する」、「年賀状」、「つり銭トレー」、そしてどんなものでも包装する「包装癖」だという。

 記事は特に「スイカに塩をかけて食べる」という習慣が、中国人からすれば最も変わっている感じるものと説明している。さらに日本人にこの習慣が広まった理由を推察、価格が「びっくりするほど高い」スイカを大切に味わうため、「どんな手を使ってでも、何とかして甘味を強めたい」という発想から身についた習慣ではないかと考察した。

 スイカに塩をかけて食べるのは、中国人にとってはあり得ない習慣のようだが、塩をかけると甘みが増して感じられるという点は知っているようだ。塩によって甘さを引き立てるのは料理やお菓子作りではごく当たり前のことであり、「スイカに塩をかけて食べる」のも特におかしいことではないと考えるのは、日本人だからなのかも知れない。

 逆に日本人にとって変わっていると感じる中国人の習慣の1つは、「列を作って並ばない」という点だ。これは列を作って並ぶという習慣がないと表現するほうがより正確だが、列を作って並ぶことで公平性を確保し、他人を尊重する習慣が身に付いている日本人にとって、公平性を確保しようとせず、他人も尊重しようとしない中国人の姿勢は「かなり変わっている」と感じざるを得ない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)