中国メディアの中国網は21日、世界各国の駅弁を紹介する記事を掲載した。各国で味わうことのできる駅弁の非常に美味しそうな写真を掲載し、読者に対して「写真を見たらきっと無性に食べたくなる」と自信を持って紹介している。

 記事はまず最初に日本の駅弁を紹介し「北海道新幹線開業記念弁当」の写真を掲載したうえで、日本の駅弁は種類が非常に多いうえ、美味で世界に名高いと称賛した。続いて韓国の駅弁を紹介。韓国式海苔巻きの「キムパプ」は韓国の国民料理であり、携帯しやすく、冷めても味に影響がないため駅弁料理としても愛されていると説明した。

 さらにインドの駅弁も紹介。インドの列車の高級車両では「1日3食に加え、デザートや午後のお茶もいただける」と記事は説明、また「5時間で5食、20時間で12食の駅弁を味わった乗客もいる」と紹介した。ディナーはご飯、2種類のカレー、野菜そしてヨーグルトという内容だと紹介している。

 続いて記事はパスタ、魚の肉、パン、ヨーグルト、サラダ、りんご、そしてビールなどがセットになったベルギーの駅弁、カボチャのスープやティラミスが味わえるポルトガルの駅弁、ワインを堪能できるフランスの駅弁、タイ式カレーを味わえるタイの駅弁などを写真付きで紹介した。

 冒頭部分で記事が伝えているように、どの国の駅弁も非常に美味しそうで一目見るだけで味わってみたいと思わせるほどクオリティが高い。また記事が日本の駅弁について「美味で世界に名高い」と称賛しているが、確かに他の国の駅弁と見比べてみると美味しそうというだけでなく「美しさ」を感じさせる点においても日本の駅弁は特別な存在だと言える。

 美味しい駅弁は、きっとその旅さえもとても楽しいものにしてくれるに違いない。中国の駅弁は近年、「値段が高いにもかかわらず、質が低すぎる」として批判が高まっている。わざわざ世界の駅弁を紹介しているのは、中国の駅弁改革を促す意図があるのかもしれない。中国の鉄道から見る風景はなかなか美しいもので、旅を楽しみたいと願う旅行者のために中国の駅弁に改革が生じることを期待してやまない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)