中国メディアの中国新聞社は25日、韓国メディアの報道を引用し、25日から韓国近海で行われている「西太平洋潜水艦救難訓練(Pacific Reach 2016)」に参加するため、海上自衛隊の艦艇が韓国の海軍基地に入港したが、「海自艦艇が旭日旗を掲げていた」として韓国で騒動が起きていると伝えた。

 記事は、韓国海軍の関係者の話として、救難訓練に参加する海自艦艇「ちよだ」と「おやしお」が24日に韓国の鎮海に入港したが、艦首に日本国旗を掲げる一方で、艦尾に旭日旗を掲げていたと伝えた。

 韓国では旭日旗が「旧日本軍を象徴する旗」であるとして、事あるごとに激しい反発を見せてきた。海自艦艇が旭日旗を掲げて鎮海に入港したことについても、一部で「海上自衛隊の公式な旗だとしても韓国の立場から見れば、強い拒絶感を覚えるのは当然」という声があることを紹介した。

 また、韓国の一部の市民団体が抗議活動を行ったとしながらも、韓国海軍の関係者の話として「国際法上、艦艇は一国の領土の範囲内にあるため、韓国が日本に対して旭日旗を撤去するよう求めれば、それは日本の主権侵犯にあたる」と伝えた。

 韓国では旭日旗はもちろん、旭日旗に似たデザインの意匠に対しては容赦なく撤回するよう要求するなど、ある意味で徹底した拒絶反応を見せている。2014年には国際サッカー連盟(FIFA)が発行する機関誌の表紙において、日本代表選手らのイラストとともに、旭日旗を連想させるデザインが掲載されたとして韓国で反発の声があがったほか、日本国外の「放射状」のデザインであったもその正当性を問題視するなど、韓国はかねてから旭日旗に対してヒステリックともいえる反応を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)