中国メディアの中国新聞社は4月29日、作家の陳忠実氏が口腔がんで亡くなったことを報じた。73才だった。

 陳氏は1942年8月生まれで、1965年に処女作を発表。代表的な作品には「白鹿原」などがある。中国新聞社は同作品に対して、「陳氏の名作であり、世界に多大な影響力を持っていた」と評した。また同氏は文学評論家としても知られており、中国作家協会の副主席を担っていた。

 「白鹿原」は当局が定める「大学生の必読」シリーズに含まれており、映画や舞台など様々な形で知られることとなった。1997年には中国長編小説を対象とした中国文学界で最も栄誉がある賞の一つである「茅盾文学賞」を受賞している。(編集担当:大平祥雲)