中国メディアの捜狐によると、日本旅行を考える中国人の間で、宿泊・休憩施設として、いわゆる「ラブホテル」への関心が高まっている。「ベッド大きい」、「防音がよい」、「宿泊しなくても、部屋の時間貸しがある」、「料金が安い」などの点が評価されているという。

 記事は、日本でラブホテルが発達した理由として、住居環境が悪く、プライバシーが保てる空間がほとんどなかったからと紹介。ラブホテルは、売春や「不倫」のために存在したのではなく、普通のカップルが利用する場所と説明した。

 そして、ラブホテルは宿泊だけでなく、利用時間で料金が決まるサービスがあり、静かで清潔な環境だけでなく、浴室、大きなベッド、カラーテレビ、カラオケなど、カップルのニーズを十分に満たすよう設備を充実させてきたと紹介。

 特に1970年代からは、「西洋の城郭風」、「クリスマスがテーマ」など異国情緒を強調したり、「メリーゴーラウンド」や「回転ベッド」などをそなえる部屋が出現し、「現実社会の悩みを、ひと時、忘れさせてくれる別世界」が出現したと指摘。同時に、外国人客からも「これは芸術」と評価されるようになったと論じた。

 日本のラブホテル業界の近況については、高齢化や不況、さらに若い世代の「性ばなれ」で苦境が続いていたと紹介。一方で、日本を訪れる外国人客、とくに中国人客の激増で、宿泊施設の確保が大きな問題になったと指摘。日本では、宿泊施設について厳格な法令が存在するが、地方によって規制を緩和する例もあるという。

 ラブホテル業界でも対応が見られ、子連れ旅行の家族のためにはベッドを追加したり、室内に設置していた「成人向け用品」の販売機を撤去する例があるという。

 記事は日本旅行をする中国人の間でラブホテルへの関心が高まっている一方、日本のネットユーザーからは、ラブホテルは防音がしっかりしているので、うるさい中国人を泊めるのに適しているとの声が出ていると紹介した。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)