北京大学社会調査研究中心(調査研究センター)はこのほど、百合網婚恋研究院と合同でまとめた「2015年中国人婚恋(結婚恋愛)状況調査報告」を明らかにした。性体験の年齢は急速に低下していることや、女性の博士号取得者は恋愛経験が飛びぬけて多いこと、母親が主に3歳以下の子の面倒を見る家庭は全体の3割に満たないことなどが分かったという。参考消息網が伝えた。

 性については低年齢化が進んでいる。1995年以降の生まれの20歳以下の年代では、「初めて恋愛関係を持った」年齢が平均で12.67歳だった。70年代末までに生まれた人では19.19歳で、「改革開放の時代」を経て中国社会の男女交際観が大きく変化したことが分かった。

 95年以降の生まれの人が初めて性行為を経験した年齢は平均で17.71歳だった。性行為を経験した年齢は90-94年生まれの人は19.78歳、80-89年生まれの人は22.1歳、1970年代末までに生まれた人は22.17歳だった。

 学歴別にみると、大学院にまで進んだ人の「初体験」は遅い。ところが、「経験した恋愛の回数」では、大学生と高校卒業後の2年制「大専」の学歴を持つ人が平均で3.15回だったのに対し、博士号取得者は6.87回で、女性の場合には7.12回と数字が跳ね上がった。

 結婚してからの幸福感は女性の方が低かった。子どもの面倒を見る、買い物をして料理を作る、夫の父母を含めて高齢者の世話をする、仕事をするなど、負担が大きいことが原因という。

 ただし、「3歳以下の子どもの世話を、主に母親がする」家庭は対象となる家庭の29.04%だった。父親が世話をする家庭は2.1%にすぎなかった。中国では子どもの世話を祖父母に任せる家庭が多いことが、改めて分かった。

 結婚に対する不満が最も高まるのは結婚後3-5年だった。結婚後3-5年の回答者のうち11.1%は「生まれ変わったら、今の配偶者とは一緒にならない」、8.9%は「だれとも結婚しない」と回答した。

 既婚の回答者の約20%が、「配偶者以外に着きあっている異性がいる」と述べた。女性の方がやや多かったという。夫婦共に「つきあっている異性がいる」と回答したのは、既婚の男女の約10%だった。(編集担当:如月隼人)