中国メディアの蒼穹網によると、中国の石油化工集団は5日までに、南シナ海のトンキン湾で行っていた石油天然ガス資源探査で、日産1000トン超の良質な石油と同7万立方メートル超の天然ガスの自噴を確認した。

 第1層からは日産1264トンの良質な原油と同7万1800万立方メートルの天然ガス、第2層では日産1349トンの良質な原油と同7万6000万立方メートルの天然ガスの自噴を確認した。

 自噴量は石油化工集団がこれまで実施した探査でも最高量で、「中国国内」で行われた探査でも過去10年間で最高という。

 探査を行った場所は広西チワン族自治区の北海市から南西に110キロメートルにある。同説明によれば、中国側が石油天然ガス資源を確認した海域は、ちょうど中越国境の沖合いということになる。

 2014年には南シナ海のベトナムが主張する排他的経済水域で中国海洋石油総公司が資源探査を実施したことなどがきっかけに中越の対立が激化し、ご5月中旬にはベトナムの反中デモ隊が暴徒化してベトナムに進出している中国企業などを襲った。

 石油化工集団が実施した資源探査と油田確認について中国メディアは今のところ、ベトナム側の動きを伝えていない。

 トンキン湾はベトナム北部と中国の広西チワン族自治区、広東省、海南省(海南島)に囲まれた海域。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:CNSPHOTO)