2015年11月に発表された世界のスーパーコンピューター(スパコン)性能ランキング「TOP500」で、中国の「天河2号」が6連覇を果たした。日本のスパコン「京」は4位だった。

 スパコンの処理能力では中国の「天河2号」が日本の「京」を圧倒的に上回っているが、中国メディアの駆動之家は25日、日本メディアの報道を引用し、「日本は次世代スパコンの目標を世界最速から世界でもっとも省エネに切り替える見通し」と報じた。

 記事は「日本はこれまで天河2号を超える世界最速のスパコンを開発することを目標に掲げていた」と伝える一方、スパコンはその性能を発揮するためには莫大な規模の電力を消費すると紹介。京の電気代も年間で約15億円にも達すると論じた。

 一方、中国人民解放軍国防科学技術大学が25億元(約465億円)を投下して開発したスーパーコンピュータである天河2号も電気代は非常に高額で、電気代は1日あたり40-60万元(約744-1166万円)に達するとの報道もある。フルパワーで運用された場合は1億5000万元(約29億万円)に達する見込みであるため、実用性に欠けるとの報道も見られる。

 これだけのコストをかけながらスパコンを運用している以上、スパコンならではの成果ももとめられるが、研究に活用できるソフトウェアの数が少なく、実用性に欠けるとの指摘もあり、「宝の持ち腐れ」との報道も見られる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)